新ブランド「THIS IS A SWEATER.」スタートのお知らせ

この度米富繊維株式会社は、2020 年10月8 日（木）より、1952年の創業以来培ってきたニットづくりの技術を活かしながら改めて「セーターとは何か？（WHAT IS A SWEATER?）」を問い直し、新たな価値を提案する新ブランド「THIS IS A SWEATER.（ディス イズ ア セーター）」をスタートいたします。

なぜ「セーターとは何か？」を問うのか

ニットファクトリー米富繊維は創業以来、セーターづくりを営んできました。
その歴史はセーターづくりの歴史とさえ言えます。本社を置く山形県山辺町はかつて「ニット産業の町」と呼ばれ栄えましたが、やがて時代のなかで衰退し、現在はその面影も薄い状況となっています。そうしたなか高度なニットテキスタイルの開発技術などを研ぎ澄ませながらセーターを編みつづけてきた米富繊維は、現在そしてこれからの「持続可能性」が地域社会のテーマとなる時代を歩むうえで、それにふさわしいセーターを提案するニットファクトリーブランドを立ち上げたいと考えました。

これまでの長い歴史で蓄積してきた技術や経験をもとに、地域に今なお残る人の技術やリソースを生かしながら、従来にはなかった価値を編み込んだ本物のセーターづくりに取り組んでいきます。
そのために誕生したのが「THIS IS A SWEATER.」です。
ブランド・キーワードは、「イノベーション」そして「コラボレーション」。
新しい素材や新しい技術を積極的に取り入れること。また、異業種の企業や人やブランドと積極的に協業すること。それらを通してセーターの新たな地平を開拓し、ふつうの毎日にときめきを与えつづけるようなセーターを、10 年も20 年もあるいは世代を超えても愛されつづけるようなセーターを、新しいけれど古くなることのない価値を宿したセーターを、ご提案します。
長い人生を共にする一着、大切な人に贈りたい一着になるはずです。

第１弾のテーマは「Ordinary（＝ふつう）」

「THIS IS A SWEATER.」ブランドシリーズの第一弾となる「A1: A SWEATER IS ORDINARY.（セーターはふつうのもの）」を、2020年10 月8 日（木）より、「THIS IS A SWEATER. ONLINE STORE」にて販売開始いたします。

この「A1: A SWEATER IS ORDINARY.」と名付けられたセーターは、カシミヤフレンチメリノという１本の糸から生まれています。この一着のための全くのオリジナルで、珍しいフランス産メリノウールにカシミヤをブレンドしてつくられた糸です。非常に軽くてふわっと膨らむスポンディッシュな性質でいかにもセーターらしい素朴な風合いをもつフレンチメリノに、非常に繊細でソフトなカシミヤという相反する性質の素材をあえて掛け合わせるという冒険から、ふんわりとしているのに上質なヌメリも合わせ持つ、これまでにはなかった見事な触り心地が生まれました。この素晴らしい質感をしっかりと感じていただけるものを編みたいとの想いから、あらゆる試行錯誤の果てにようやくたどり着いたのが、「ORDINARY（ふつう）」の極みのような、５ゲージの、天竺編みの、シンプルできれいなかたちのセーターです。
飽きることのない、触れるほどに着るほどにますます愛おしくなるような、そんな一着に仕上がりました。

『A1: A SWEATER IS ORDINARY.』商品概要
・糸：カシミヤフレンチメリノ（ウール80%、カシミヤ20%）
・編み：天竺編み
・サイズ：1 ／ 2 ／ 3 ／ 4（UNISEX）
・カラー：BLACK ／ YELLOW ／ BROWN ／ GREEN ／ BLUE ／ NAVY
・価格：26,400 円( 税込)

「THIS IS A SWEATER.」今後の販売と展開について（予定） 

「THIS IS A SWEATER. ONLINE STORE」WEB サイトは、2020 年10 月８日（木）オープン予定です。
オープン日以降は、米富繊維のコーポレイトサイトからのリンクが可能となります。
また10月中旬よりセレクトショップTHE SHOP の4店舗( 渋谷店、横浜店、東京店、京都店)にて販売いたします（詳細は決まり次第更新いたします）。
「THIS IS A SWEATER.」ブランドシリーズ第２弾の発表時期については未定です。
今後の展開等については、上記WEB サイトより随時情報を更新いたします。

 

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